8月15日に、大槌町の赤浜で「STARBUCKS COFFEE @ AKAHAMA」が実現しました。赤浜公民館主催で、スターバックスの提供によって開かれた1日限定のコミュニティカフェです。復興支援プロジェクト「道のカフェ」は、後援という形で企画全体のプロデュースを支援させていただきました。雨天のため旧赤浜小学校の体育館での屋内開催となりましたが、延べ数百人規模の大盛況となりました。
会場では、赤浜のみなさんがスターバックスのグリーンエプロンをつけて、カフェのバリスタに挑戦しました。スターバックスのスタッフからおいしいコーヒーのいれ方を学んで、来場した地域のお客様にコーヒーをご提供。オープンして1時間もたたないうちに、赤浜のみなさんをバリスタとするコミュニティカフェが誕生し、ドリップコーヒー「スターバックス オリガミ」の香りが会場を包みました。
また、今回、カフェ実現に向けて全面的な協力をいただいた東京大学の都市・地域デザイン研究室のみなさんによる写真展示企画「赤浜今昔写真」も行なわれ、地域のみなさんはコーヒーとともに赤浜のヒストリーフォトに想いを馳せていらっしゃいました。さらに、会場にはキヤノンのインクジェットプリンタによる写真プリントコーナーが設置され、お客様のスナップショットを撮影してその場でプリント。カフェの思い出を写真に切り取ってプレゼントになりました。
あっという間に夕方となり、そのまま夜は盆踊りへ。会場には屋台も立ち並んで夏祭りの雰囲気となり、お盆の最終日が盛り上がりを迎えました。この度の企画は、昨年、赤浜のまちづくり懇話会で「赤浜にスターバックスが欲しい」との声が地元の高校生からあがったことをキッカケに実現されたものです。1日限定のコミュニティカフェながらも、少しでも大槌のみなさんに喜んでいただけたなら幸いです。